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古物商許可取得マニュアル【2時限目(2日〜9日)】

はじめに

このマニュアル(講座)は、自分で古物商許可を取得するためのものです。

前回に引き続き、古物商許可の取得に向けて、今回は必要書類集めをしていきましょう。

1枚取るだけでも、初めてですと混乱することもあるかもしれませんが、一つ一つ丁寧に、マニュアルに沿って進めていって頂ければと思います。

また、許可の取得と取得後のサポートのご依頼は、お問い合わせページよりお待ちしております。許可取得まで時間短縮で全てお任せいただけます

それでは、始めましょう。

住民票の取り方

住民登録地の役所へ本人確認資料を持って行き、請求しましょう。
10分程度で出してもらえます。手数料は300円です。

あるいは、マイナンバーカードをお持ちであれば、コンビニ等の印刷機で出せるサービスもあります。手数料は250円です。

(金額については地域によって違いがあるかもしれません。住民票は取ったことがある方がほとんどだと思いますので、詳細は省略します。)

住民票

これで1つ手に入りましたね。どんどんいきましょう。

身分証明書の取り方

本籍地記載の住民票をもらえたら(本籍地が正確に分かる場合は、並行して進められます)、身分証明書を取得します。

身分証明書とは

補足説明です。身分証明書というと、運転免許証やパスポートをイメージする方が多いかもしれませんが、「身分証明書」という紙を本籍地の役所が出してくれます。

これは、裁判所から成年被後見人や被保佐人の宣告や、破産宣告を受けていない人、つまり、制限行為能力者でない人であるということの証明書になります。

もう少し噛み砕くと、「誰かに同意をしてもらわなくても,一人でちゃんと契約などができる人」だという証明です。

さて、前置きはこのくらいにして、本籍地の役所に身分証明書の交付請求をしましょう。

身分証明書取得に必要なもの

  • 本籍地が正確に分かること(先程の住民票の本籍地欄を見る)
  • 身分証明書交付請求書(窓口または区市町村HPからダウンロード)
  • 手数料300円(窓口なら現金または郵送の場合は定額小為替
  • 本人確認資料(免許証などを持参して提示)

郵送請求の場合に、追加で必要なもの

  • 住所を書いて切手を貼った返信用封筒
  • 免許証等、本人確認資料のコピー

交付請求時の注意点など

交付請求書には、住民票の本籍地欄に書いてあるとおりに、本籍地を記載します。丁目、番地、号など、省略せずにそのまま丸写ししましょう。

請求理由を書く欄がありますが、「古物商許可申請のため」と書いておけば丁寧でしょう。

本籍地の役所が遠い場合は、郵送請求もできます。役所によって若干請求用紙書式が違いますので(記入することがらはどこでもほぼ一緒です)、ホームページからダウンロードすると良いでしょう。

検索ワードは、「◯◯都(道府県)◯◯区(市町村) 身分証明書 郵送請求」などでOKです。

窓口請求なら10分程度で出してくれますし、郵送請求なら投函してから1週間程度で返送されてきます。

郵送請求の場合に必要な定額小為替は、郵便局で購入できます。

定額小為替には50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類があります。

1枚あたり100円の購入手数料が発生しますので、今回の身分証明書の請求手数料が300円であれば、300円のものを1枚買うようにすると良いでしょう。

ちなみに、多めに送った場合は、お釣りも定額小為替で返送されてきます。

少なめに送った場合は、、、

チェックポイント②

交付請求書の本籍地欄には、住民票の本籍地欄に書いてあるとおりに正しく書き写しましょう。

また、許可の取得と取得後のサポートのご依頼は、お問い合わせページよりお待ちしております。許可取得まで時間短縮で全てお任せいただけます